2009.03.05

生物と無生物のあいだ / 福岡伸一

人は生物と無生物を瞬時に見分ける事が出来るが、どうしてそれがわかるのか?
なんて言われたら、ものすごく気になるでしょ!
そんなはじまりで、DNAのこと、生物を構成している分子、たんぱく質、アミノ酸のことを教えてくれます。
ちょいと難しいところもあるのだが、概ねとっても分かりやすい。
「動的平衡」についての章なんてヤバイですよ。
分子ってそんなに入れ替わってるのって!
分子生物学っておもしろい。
というよりも福岡さんっておもしろい!

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2007.07.05

misprint

昨日うちに、手書きコピーのちらしがポスティングされていたので紹介します。
パワフルですが、治療してもらう勇気がないです。

※地名、固有名詞は伏せましたが、誤字はそのままにしてます。

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はじめまして。○○市○○町で○○治療院を行っている
○○といいます。私自身昨年の11月より鍼灸整体の治療院を
開院いたしました。開院に至る道のりはとても険しいものでした。
私は○○の○○で生を受け、5歳のころ、父が亡くなりました。
その後母の実家のある○○で育ちました。母は昔から病弱で
持病に偏頭痛がありました。偏頭痛は1ヶ月に数日間はねこまな
ければならないほどのものでした。僕達きょうだいは看病にあけくれた
ものでした。
生活が苦しかったため またへんぴな所であったたために病院に
簡単に行くことも困難でした。
その経験から少しでも母の偏頭痛を直してあげたいという気持ちから
高校卒業後、鍼灸の学校に行きました。
鍼灸の免許をとった後、東京とオーストラリアで修行をし、15人以上の
方々をみさせていただきました。
肩こり、腰痛からはじまり、数万人に1人という難病奇病の方々まで
みさせていただきました。
そうしてこの度、昨今から治療院を開くことが
できました。
私自身の特意な疾患は うつや自律神経失調病です。
また現在○○という女性スタッフもおり、しっかりもみほぐす整体が
特意です。是非この機会に健康のアドバイザーとして当院をお使い下さい。
自宅へも出帳します。


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2006.02.09

horseface

文藝かわはぎ 第四号

好評発売中です。私も初参加させて頂いておりますが、文章も青けりゃ、内容も青い。インディーズですから良いのですが、他の作品はどれもこれもインディにしちゃレベル高いです。楽しんで頂けると思いますので、この↓ブラックジャケットを最寄のカフェ・最寄のバー・最寄のおむすび屋で見かけたら、手にとってみてくだせー。買いです。600円。

KAWAHAGI

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2006.02.07

2006/01/28 17:30

神田神保町

新刊もちらっとみました、東京堂書店。ここの平積みにはハズレがないという定評から、適当に一冊選ぶ。ウンコ好きなんじゃけど、その辺の本屋にあっても買わないかも。裏の裏で360度ターンとなるか???

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2006.01.30

2006/01/28 17:00

神田神保町

動植物学に強い古書店の鳥海書房で物色。「鈴木家盆栽帖」なんてタイトルの、紐で綴じられた黒い本を発見する。かなりツボに入ったんだが「こりゃ、読まんわ」と書棚に返す。ヤンマー書棚にあってもいんだけどね。黒本コレクターってわけでもないので、「植物誌 絵と文 佐藤達夫」を購入。

ume

 小学生のころのある正月。筑後の山間の郷里に祖父をたずねたことがあった。
 父が浮草家業の役人をしていたために、田舎に帰ることはめったになかったので、見るもの聞くものみなめずらしく、ことに牛に乗せられて山のミカン畑にいったときのことは、いまでも印象にのこっている。
 霜ばしらのふかい谷ぞいの道には梅がさかりだった。わたしは、買ってもらったばかりのイーストマン・ヴェストコダックで、その遠景を何枚か写した。単玉レンズのせいで、印画はすこし暗かったけれども、谷間の梅の白いフレアはわりに感じがでていた。
 むろん、その写真はなくしてしまったのだが、いまでもわたしには、梅は白いフレアをまとってみえる。(本文"梅”抜粋)

『文』が植物学的な説明にとどまらず、エッセイなのがよろしいのではないでしょうか。プロではないのだが、愛情こもった丁寧な『絵』がよろしいのではないでしょうか。3ヶ月単位で季節の植物がまとめて掲載されてます。

syoku

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2006.01.11

parasol

テロリストのパラソル 藤原 伊織

あったまいいな、この人。東大卒の著者が東大卒の主人公をつくりました。クールでスマートな文体だが、かなりイメージ湧きます。無駄がない、抜け目ない。それから、お話がとても面白いのよ。引き込まれます。でも、あれじゃろ、無駄がねえゆうこたぁ、味がねぇんじゃねん?なんて言うのでしょう、あなた。大丈夫よ!十分コユイ主人公です。

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2006.01.10

poolside

プールサイド小景・静物 庄野 潤三

淡々と綴られる家庭の出来事。小景・静物とタイトルにあるごとく、デリケートなんよ。ポケーッとよみょーたら、見逃すところじゃ。その前にポケーッと読むってのがよーわからんわな。最近もっぱら、読書が導眠薬になっとるんじゃけど、ラストの『静物』には目が覚めた。なんでもないことが書いてあるんじゃけど、ひっかかるんよ、もっかい読んだが。難しく読んだが。毎日の生活の中にだって、そこに目をやらないと、何も無く、過ぎ去っていくことが山盛りじゃない。そこを掘り返せ!って洞察力にちょっと自信ないんだけど。物語にならんようなことを物語りにする文才。はい、面白かったです。

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2005.01.04

文藝かわはぎ

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岡山の同人小説集「文藝かわはぎ

「sister/安堂魚春」
著者はこれが始めての小説とのこと。安堂魚春こと著者は○○ィ。彼の色が良く出ている。そして「ドキッ」やら「ドキドキ」やら「おっと~」やらも仕掛けられていて、楽しく一気に読んだ。

まだすべて読んでないんだけど、「甘党蝙蝠」「でんごんばん」など、普通に面白く読める。年刊発行だから次はまだ先だけど、第四号ではF,Dすけべ、Y,K一郎も掲載に向け執筆予定。

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2004.08.10

くノ一忍法帖/山田風太郎

ただのエロ小説かと思っていたのだけれども、どうも様子が違うようなので読んどく。
徳川家康と孫の千姫との間のお話。歴史物が得意じゃない、つーか歴史が苦手だったので小説に描かれている背景しかよーわかりませんが筋がしっかりとしていて読み応えがあり、そしてエログロ。忍法がエログロなわけです。甲賀の忍者とくノ一の忍法合戦なんだけど、むちゃくちゃ特異な忍法合戦。そこまでいったら首をはねたら終わりなのに性に溺れ腹上死。わらかしよります。忍法くノ一化粧、忍法天女貝、忍法やどかり、忍法筒からし、忍法百代ぐるま、忍法さやおとこ、忍法人鳥もち、忍法羅生門、忍法夢幻泡影・・・・・。

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2004.08.08

四日間の奇跡/浅倉卓弥

悲しい奇跡。
余命何日と宣告されるのと突然訪れる死、どちらがいい?
死にたくない。遣り残した事があります。寝てるように死にたい。どうせ死ぬんならどちらでもええ。謝らないといけない人がいます。
ほとんどの人が死は身近においていない。タブーですらある。一番死に向かい合えるのは死の宣告を受けてからでしょう。むちゃくちゃ辛くって・悲しくって・怖いんだろうけど、僕は体験して受け入れたいと思いました。

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2004.08.06

最後の家族/村上龍

TVドラマになってたらしい。知ってるか・・・。ぜんぜんしらなんだ。TVドラマの脚本も龍がやったとか。

4人の家族の主観が移りながら一日が展開する。家族が共有した出来事までもそれぞれの視点から描かれていて最初は、その重複が少しだるかったが、盛り上がってくるとその重複がたまらない。「引きこもり」が物語の中心。なんかリアリティーあったよ。それからエンディングは、「最後の家族」なわけで、でも「家族」のまま壊れていくよりずっといい。

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2004.08.02

脳男/首藤瓜於

映画「羊たちの沈黙」に近いものがある。脳男こと鈴木一郎とは、いかなる人間なのか?なぜ脳男?って話。A.I.はアンドロイドの心についての作品だったっけ?詳しく覚えてないけど。
「そんなに感情的になるなって」いうけど、感情むき出しでええじゃん。人間らしくって。まぁ感情をおさえるってのも人間らしさなんだけどね。

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2004.07.30

逢う/中島らも

1992年7月から1996年6月までの期間でなされた中島らもの対談集。野坂昭如/チチ松村/山田風太郎/松尾貴史/ツイ・ハーク/井上陽水/山田詠美/筒井康隆との対談。刊行が八年前だから中島らも44歳か。読み終えた二日後永眠。タイムリーでびっくりした。大分前に買ってたのに全く読んでなかった。サンダー読書サマーなもので手にとって可笑しく読みふけっていた。松尾貴史が語っていた、とあるバーでらもさん店のママを追い掛け回して「もませあそばせ、二房とはいわん一房でええんや」というエピソードを戸倉に語ったら、らも階段から落ちたらしいと、その「もませあそばせ」のバーでも階段の踊り場からまっさかさまに落っこちて、キッチュに突き落とされたなどと言っていたらしい。また語り草ができて文庫の中で笑わせてもらおうと思っていたら、状態の急変でお亡くなりになられました。笑い事ではなくなったのだが中島らもは「笑ってくれ」といいそうなので、合掌、笑止。

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2004.07.28

わたしが・棄てた・女/遠藤周作

えらいタイトルですな。
もう少し軽い内容かと思ったんだけど文学?だった。
「沈黙」同様に神の存在云々と葛藤が出てきました。
十八番ですね。
男→女、棄てる側→棄てられた側への文章の主体の変換が面白く、読み進めるに従い、深く重たいものとなった。
綺麗な女優の演じる失恋映画の愛と、棄てられたブスの愛は、違うものですか?
ふとそんなことを思いました。

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2004.07.27

悲しみよこんにちは/サガン

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フランソワーズ・サガンの処女作で19歳にして書いたものらしい。
十七歳のセシルはショートボブかどうかわからんけど、フレンチサラダガール。
青い葛藤の真っ只中、愛に焦がれたり、残酷に煙を吐いたり。
行ったり来たり、変化する気まぐれなセシルの心。
とても細やかで大胆な心理描写。
精神の開放を求めて、悲しみよこんにちは。

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2004.03.26

オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎

非現実的というか超自然的というか、そんな島の風変わりな人たちが絡み合ったひとつのストーリー。ぼくらの目は島の外から来た(普通の?)男。
人生は日々の選択の積み重ね。何を選ぶかで、些細な選択でも未来は大きく変わるかもしれない。ただ先のことはわからないし、過去となった自分の選択に必然も感じるし、未来は決まっていた気にもなる。
そんな話。

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2004.02.21

慟哭/貫井徳郎

どんでん返し大好きなんだけど、どんでん返しがあるって思って読んでたら2/3くらいわかってもうた。ある程度わかるように書いてある。ただ「ひっくり返る」と先入観なしに読んだら、しまいまでわからなかったかもしれない。ただ気づいたときでも「まじかいな」とかなりどきどきさせられて、一気に読んでしまった。車運転しながら。車運転しながら小説読んでてもつかまりますか?   ただ最後に驚くだけでなく、そうすることによって、より事件の背景や登場人物の心情が、緊迫感が、面白いくらい伝わる、効果的だった。すばらしい作品。

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